僕が現在管理している水槽では、リリィパイプスピンを使っているのですが、2ヵ月くらいですっかり汚れてしまいました。
ガラスパイプは見た目が綺麗な反面、汚れが目立つというのが難点でもあります。
まぁ、こまめに掃除するしかないんですよね。
ってことで、今回は僕がやっている衣料用ハイターを使ったガラスパイプの掃除方法をご紹介します。
掃除する前の注意点
割れやすいので注意

ガラスパイプは非常に繊細な器具なので、取り扱いには注意しましょう。
特にカーブしている部分は弱いので、むやみに力を加えるのは破損の原因になります。

僕は過去にガラスパイプを2回割ったことがあります…。
ハイターは衣料用で!

ハイターにはいくつか種類があるのですが、今回使うのは衣料用ハイターです。
衣料用以外のハイターは、界面活性剤が入っていることが多いのですが、界面活性剤は魚にとっては有毒なのです。

衣料用だと界面活性剤が入ってなくて、主成分は次亜塩素酸ナトリウムです。
次亜塩素酸ナトリウムってのは、水道水にも入っている消毒剤ですね。
衣料用ハイターで掃除する方法
ホースを分離

僕はエーハイムのフィルターを使っているので、ダブルタップでホースを分離する方法を説明します。
ダブルタップは簡単に言うとホースを連結する器具で、これがあるとメンテナンスが非常にしやすくなります。
ダブルタップのコックを「ホースと垂直の方向」に回すと水がせき止められます。

2つのコックをせき止めた状態で連結部分を外せば、水が漏れることがなくホースを取り外すことができます。
なお、連結部分に溜まっている水がチョロッと出てくるので、タオルをあてがいながら外したほうが良いかもしれません。
これでフィルターからホース(ガラスパイプ付き)を分離できました。
ガラスパイプを取り外す

ガラスパイプは吸盤(キスゴム)で水槽の壁面にくっつけていると思いますので、それを外します。

ここも割れやすいポイントなので要注意!
ガラスパイプからホースを引く抜く

ガラスパイプからホースを引き抜いたほうが掃除しやすいと思いますが、無理やり引き抜こうとすると破損の原因になります。
パイプを持つときは、カーブしている部分は持たずに、丈夫な柄の部分を持つようにしましょう。
がっちりハマって抜けないようだったら、ホースをつけたまま掃除するのもアリ。
今回まさにそうだったので、ホースをつけたまま掃除します。
ハイターを入れた水につける

ハイターを入れる量は結構適当。
衣服のシミ抜きとしてつけおきする場合は「1Lの水に10ml(キャップ半分弱)」なんですが、ガラスパイプ掃除にはその倍以上は入れてます。
なお、僕は浴室の洗面台でやってますが、バケツなどでも大丈夫。

こんな感じでガラスパイプの中にしっかり水が入るようにします。
気泡が入っている場合はゆすって、取り除きましょう。
ホースをつけたままだと、水につけるときに邪魔になるのが難点ですね。

3時間くらいつけた後がこちら。だいぶ汚れが取れました。
残った汚れを落とす

長期間掃除していないと、ハイターだけでは汚れが取れないことがあります。
今回は、吸水側のパイプに汚れが残ってしまいました。
ということで、別の方法で汚れを落とす必要があるのですが、僕はソイル(もしくは生米)を使ってます。
やり方は簡単で、パイプの中に少量のソイルを入れて、水を注ぎながらシェイクするのです。
米粒が壁面を擦って汚れを落としてくれるのですが、比較的安全に細かい部分の汚れまで落とせます。
他には、ADAのスプリングウォッシャーっていうグッズもあります。
多めにカルキ抜き剤を入れた水ですすぐ

最後に普段水替えで使っている塩素中和剤(カルキ抜き剤)を多めに入れた水で、ガラスパイプやホースを全体的にすすぎます。

あとは水槽にセットして完了。

綺麗になりました!
まとめ
- ガラスパイプは割れやすいので取り扱いには注意する
- 衣料用ハイターを入れた水につけおきすると、だいたいの汚れは取れる
- それでも取れない場合は、ソイルや生米を使う方法もある
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