僕はアクアリウムの写真や動画をブログで公開しているのですが、気になるのが水槽の映り込み・反射です。
見栄えが悪くなっちゃうので、できれば避けたいところです。
ということで、僕がやってる映り込み・反射の防止方法をご紹介します。
水槽の撮影で起こる映り込み・反射とは?
映り込み・反射については、以下の対策前と対策後の写真を比較すると分かりやすいと思います。
対策後の写真は、後述の改善策2を実施してます。
この例では、写真中央のソイル部分に、カメラを持ってる手が映り込んでしまっています。
対策後は同じ条件で撮影していますが、映り込みが綺麗に消えていることが分かります。
よくあるのは、手やカメラ以外にも、部屋の家具が映ってしまうこともありますね。
このような映り込み・反射を防ぐために、僕が主にやっている2つの方法をご紹介します。
改善策1:PLフィルターを使う
改善策の1つ目は、PLフィルター(偏光フィルター)を使う方法です。
PLフィルターは光の反射を取り除くフィルターです。
水面の反射を取り除くだけでなく、青空や木々の緑を鮮明にするなど、風景写真を撮影するときには必需品と言っても過言ではないフィルターです。
ただ、PLフィルターはすべてのシチュエーションで有効ではありません。
最も有効になるのは、反射面に対して約35度くらい斜めの角度から撮影した場合です。
正面から撮影した場合には、あまり効果がありません。
改善策2:プラダンを使う
改善策の2つ目は、100均で売ってるプラダンを使う方法です。
プラダンの中央に、同じく100均で売ってるコンパスカッターで丸く穴をあけます。
それをレンズに装着して撮影すると、プラダンにより背景が隠れて映り込み・反射を防ぎます。
かなり原始的な方法ですが、水槽を正面から撮影するときには効果的です。
ただ、状況によっては背景が隠れ切らない場合があるので、こちらも万能ではありません。
ガラスの映り込みを防ぐために改良されたレンズフードもあります。
原理はプラダンと同じだと思うんですが、こちらは窓ガラスにくっつけて使うイメージです。
水族館での撮影とか、窓ガラス越しの夜景の撮影に良さそうですね。
まとめ
今回は2つの改善策をご紹介しました。
どちらも万能ではないので、状況に応じて使い分けるのが良いと思います。
プラダンは100均で売ってるので大した出費ではないのですが、PLフィルターはそれなりのお値段がします。
ただ、PLフィルターは風景写真を撮影するときにも効果を発揮するので、持っておくと便利です。
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