僕は、これまで水槽を維持していて、2回ほど水槽が割れたことがあります…。
水槽が割れるというのは、場合によってはトラウマになりかねないので、絶対に避けたいところ。
この記事では、水槽が割れる原因と対策を僕の体験談の元に考えてみました。
水槽が割れた体験談
まず、僕の過去に2回割れた体験についてご紹介します。
ケース1:60cm水槽が割れて大惨事

60cm水槽を維持していたとき、ある日いきなり、「パンッ」という音が鳴って水槽から水があふれ出てきました。まさにダムが崩壊したような勢いです。
一瞬の出来事だったので、何も対応できず、ただ水があふれる様子を呆然と見ていました。家にいるときに割れたのが、不幸中の幸いだったと思います。あとで水槽を見てみると、水槽の上部から下部にかけてパックリと縦に割れていました。
水槽部屋の床は、絶望的なほど水びたしだったので、タオルなどでふき取って掃除しました。このときは、マンションの1階に住んでいたこともあってか、他の部屋への水漏れなどのトラブルはありませんでした。対応が遅ければ、トラブルになってたのかも…。
このときの推定原因は、水槽台にあったと思います。水槽専用の台ではなく、天板が薄いキャビネットに置いていたので、水槽に歪みが発生したのではないかと思います。
水槽はきちんと水平が維持できる水槽専用の台に置こう
ケース2:45cm水槽が割れて小惨事

45cm水槽を維持していたとき、「ボタボタボタ」という音で目が覚めました。そしたら、水槽から水が漏れているのを発見。このときは水の流出が遅く、何らか対応できそうな感じ。
そこで、水が漏れている部分にバケツをあてがって流出を防ぎつつ、別のバケツで水槽内の水を汲み取りました。約30分ほど対応して、床には少し水漏れしたものの、ケース1と比べたら軽傷で済みました。ちなみに、なぜ水の流出が遅かったのかは謎です。
このときの推定原因は、水槽の欠けです。実は、少し前に水槽の淵に1cm程度の欠けがあり、そのまま放置していました。その欠けから縦に亀裂が入ってパックリ割れていました。これぐらい大丈夫だろうと思っていたのですが、甘く見てはいけませんね。
水槽が欠けたりヒビが入ったら、はやめに交換しよう
水槽が割れる原因と対策

僕の体験談も踏まえて、水槽が割れる原因と対策についてまとめました。
水槽の設置場所が水平ではない
前述の体験談からも分かるように、設置場所の問題で水槽が歪むと負荷がかかって割れる原因になります。
時間とともに徐々に歪んでいく場合もあるので、ちゃんと水槽の重量と支えることができる水槽専用の台が望ましいです。
たまにメタルラックに置いている方を見かけますが、個人的にはあまりおすすめしません。特にメッシュ状になっているメタルラックは、水槽を面で支えていないので不安定です。ごくごく小さい水槽ならいいかもしれないですけど…。
水槽に欠け・ヒビがある
前述の体験談からも分かるように、どんなに小さい欠け・ヒビでも、そこから亀裂が入って割れる原因になります。
場所によっては一見大丈夫そうに見えても、地震などによって負荷がかかる可能性もあります。欠け・ヒビを発見したら、すみやかに交換するのが安全です。
水槽の中身が入ったまま動かす
水槽に水や素材が入ったままズラしたり、持ち上げたりすると水槽に負荷がかかって割れる原因になります。これは、水槽を新規で立ち上げるときやリセットするときにありがちですね。
「水槽を動かすのは、水槽に何も入っていないとき」というのが基本です。
石などの素材による負荷
石組レイアウトなどで、ガラス面に直接石を置くと、そこに負荷がかかって割れる原因になります。
僕は、ガッツリと石組をする場合は、100均で売ってるゴムシートや人工芝マットを下に敷くようにしてます。
水槽の経年劣化
水槽も経年劣化します。特にガラスを接着しているシリコンが経年劣化して、それが原因で水漏れする可能性があります。
「具体的にどれくらい水槽を使ったら交換するか?」というのは判断が難しいですが、シリコンが変色したり劣化しているのが分かったら交換を検討したほうがいいかもしれません。
僕は安いガラス水槽しか使わないので、5年くらい使ったら交換するようにしてます。
割れた水槽の処分方法
割れた水槽を処分する場合、大きさによっては粗大ごみになりますが、小さく分解すれば普通ごみにも出せます。
ゴミ出しのルールは、自治体によって異なりますので、事前にご確認ください。
例えば、僕が住んでいる横浜市のルールは、以下の通りです。
- 一番長い辺が50cm以上の場合は、粗大ごみ
- 一番長い辺が50cm未満の場合は、普通ごみ(燃えないごみ)
- われたものを燃えないごみに出す場合は、新聞紙や厚紙などで包み商品を包み品物名を記載する
ということで、横浜市の場合は、小さい水槽であれば普通ごみとして処分できます。僕は、シリコンの部分をカッターで切って、ガラス板に分解して捨てました。

60cm水槽だと粗大ごみになる自治体が多いと思いますが、ガラスカッターというもので、ガラスを切って小さくするという選択肢もあります。
まとめ
この記事では、水槽が割れる原因と対策についてまとめました。
水槽は普通に使っていれば、そうそう割れることはないと思いますが、頭に入れておいたほうが良いと思います。
割れるとかなりの被害が発生して、アクアリウムを辞めたくなるほどトラウマになりかねないのでご注意を…。
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