アクアリウムで夏に気をつけなければいけないのが水温上昇です。
場合によっては、生体や水草に悪影響が出ることがあります。
僕は最近、シダ類の水草の水槽を作ることが多いのですが、水温上昇によりシダ病の可能性が高まるので、気をつけたいところ。
水温上昇の対策として、一番手軽なのは冷却ファンをつけることですね。
ということで、僕が使っている「GEXアクアクールファン」についてご紹介します。
GEXアクアクールファンについて
主な特徴

商品パッケージに記載されている主な特徴は以下の通りです。
- コンパクトで見た目がすっきり
- 動作音が気にならない静音設計
- 省エネ設計で電気代をカット
- 送風角度を垂直方向~斜め45度まで調整可能
- フレームレス・枠付き、どちらの水槽にも取り付け可能
個人的に一番気に入っているのが、コンパクトな見た目ですね。
水槽周りはいろんな器具でゴチャゴチャしがちなんですが、この商品は他社製品と比べてコンパクトです。
GEXアクアクールファンの種類
GEXアクアクールファンには、適合水量によって、3つのラインナップがあります。
コンパクト | レギュラー | ビッグ | |
---|---|---|---|
適合水量 | 約25リットル以下 | 約25~60リットル | 約60~205リットル |
サイズ | 3.6×7.5×2.3cm | 4.8×9.5×3.5cm | 6.8×13.8×4.2cm |
重さ | 170g | 200g | 290g |
サーモスタットと連携可能
別売りのサーモスタットと連携すると、設定温度になると自動停止するので、冷やしすぎの防止になります。
厳密にやりたい場合は、こちらも必要ですね。
GEXアクアクールファンの外観

内容物は、本体、固定パーツ、電源アダプタです。

これはレギュラータイプですが、スリム設計というだけあって、見た目はすっきりしてます。
GEXアクアクールファンの設置イメージ

45cm水槽に設置したときの様子です。
固定パーツは、写真とは逆向きに付けることもできますが、個人的にはネジを水槽の外側にしたほうが設置しやすいと思います。

ファン部分を回転させることができますが、これはどういうときに使うのが正解なんでしょうね。
若干効果に変化があるかもしれませんが、まずはファンを真下を向けて使ってみるのが良いと思います。
実際に使ってみた結果
僕は、45cm水槽用に、レギュラータイプを使っています。
- アクロ45N
- 商品寸法:45 x 27 x 30 cm
- 水容量:約32.8リットル(実際はもっと少ない)
水温の変化について
初期温度が28.5 ℃の状態から、2時間ファンを稼働させると、26.5 ℃まで下がりました。
室温はほぼ変わっていないので、ファンの効果で2℃下がったことになります。
パッケージには4℃低下すると書いてありますが、そこまで下がるのかは環境次第だと思います。
ちなみに、僕の経験では、ファンの効果で 4℃も下がったことはなくて、せいぜい1~2℃下がるくらい。
なので、 2℃下がれば及第点って感じです。
稼働音について
静音設計ということですが、実際に稼働させてみると、「ブーン」というモーター音が多少します。
そこまでうるさくはないので、まぁ、こんなもんかなという感じですね。
まとめ
- GEXアクアクールファンは、コンパクト設計で見た目がスッキリ
- 僕の環境だと45cm水槽で、2℃(28.5℃⇒26.5℃)下がった
- 稼働音は多少はするが、あまり気にならない
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