本格的な水草水槽を作るなら、CO2添加装置はあったほうが良いです。
ただ、CO2添加装置と言っても、いろんな商品があるのでちょっと迷うところ。
僕もいくつかの商品を試してきましたが、今回購入したPRO-D601sが自分の用途にはあっていると思いました。
ということで、PRO-D601sをレビューします。
CO2添加装置の種類
CO2添加装置の種類を、ざっくりあげるとこんな感じ。
- 小型カートリッジ式
- 発酵式
- 大型ボンベ(ミドボン)
- 化学反応式
小型カートリッジ式は、手軽に導入できますが、長期的に使うならランニングコストが高くなるのでおすすめできません。
発酵式は、スーパーで売ってるもので手作りできますが、面倒くさいし流量が安定しないのでおすすめできません。
大型ボンベは、ラニングコストが安いので、複数の水槽を維持するときにはお得です。ただ、デカいので設置スペースの確保が大変なのと、業者に持ち込んで充填・交換する手間があります。
化学反応式は、手作りすることもできますが、キットとして販売されているもの買うと使いやすくて、小型・中型の水槽にはあっています。
大型ボンベは、酒屋さんやネット通販でも調達できます。
ボンベを返せば、ボンベ代は返金されるので、結果的にコストは低くなります。
ただ、生ビールサーバーに使うのが本来の目的なので、それ以外の用途だと販売してくれない場合もあります。
化学反応式装置の特徴
僕が今回購入したのは、PRO-D601sという化学反応式装置の商品です。
材料をボンベに入れて反応させることにより、CO2が発生するというのが基本的な仕組みです。
なんでそれを選択したのか、その特徴を説明します。
ランニングコストが安い
ほとんどの化学反応式装置は、重曹とクエン酸と水が材料です。
材料は全部100均で調達できるので、小型・中型の水槽に使うなら、数百円/月程度のコストで済みます。
繰り返し使える
化学反応式装置は、材料を充填すれば繰り返し使えます。
初期費用としては1万円以上する商品が多いのですが、ランニングコストは安いので長期的に見ればお得です。
ちなみに、化学反応式装置はペットボトルなどで手作りすることも不可能ではありませんが、僕は少しカジって挫折しましたw
高圧の気体を扱うことになるので、やっぱりちゃんとした装置のほうが安心できます。
ちょうどよい大きさ
商品にもよりますが、化学反応式装置はボンベのサイズがそこまで大きくないので、水槽台の下に置けます。
大型ボンベはスペースの確保が大変なのですが、化学反応式はちょうどよい大きさです。
PRO-D601sの内容物
- 高耐圧ステンレスボンベ
- レギュレーター
- 電磁弁付バブルカウンター
- 電源アダプター
- エアチューブ
- 拡散器
- ボンベスタンド
- U字パイプ
- キスゴム4個
- チェックバルブ
- クエン酸・重曹(初回1回分)
- 説明書
PRO-D601sの使い方
PRO-D601sの使い方は、説明書通りにバルブを接続するのですが、難しいことはありません。
まず、同梱されている材料(クエン酸・重曹)をタンクに入れます。
一気に入れるより、半分の量を交互に入れると反応しやすくなります。
さらに水を入れると反応が始まりますので、落ち着いてタンクにレギュレーターを接続します。
しばらくすると圧力計が上がっていきますので、あとはバブルカウンター・エアチューブ・拡散器を接続して、バルブをあければすぐにCO2が出てきます。
なお、ほとんどのケースで電磁弁でオン・オフをコントロールすることになると思うので、プログラムタイマーなどに電源を接続します。
個人的には、スマートコンセントがおすすめです。
PRO-D601sのレビュー・感想
見た目がカッコイイ
PRO-D601sを購入した理由の1つが、見た目のカッコよさです。
個人的には、アクアリウムって水槽だけじゃなくて、周辺器具も含めて見た目が大事だと思っています。
PRO-D601sはステンレス製のタンクなので、すっきりクールな印象なんですよね。
安定してCO2を供給できる
PRO-D601sは一度材料を充填すれば、CO2の流量は安定しています。
バブルカウンターなど、一通り部品はそろっているので、当たり前っちゃ当たり前ですけどねw
個人的には手作りした経験もあるので、やっぱりちゃんとした商品のほうがいいなとつくづく思いました。
小型・中型水槽なら2ヵ月くらいもつ
僕はPRO-D601sを45cm水槽に使っていますが、一度材料を充填すれば、だいたい2ヵ月くらいもちます。
このくらいの頻度だと、交換するのも苦にならないですね。
参考動画
これは僕がYouTubeに掲載している水槽動画なのですが、この回でPRO-D601sを導入しています。
まとめ
- 小型・中型の水槽に使うなら化学反応式がおすすめ
- 化学反応式装置は初期費用はかかるがランニングコストは低め
- PRO-D601sは見た目がクールでかっこいい
- PRO-D601sは小型・中型水槽なら一度材料を充填すれば2ヵ月くらいもつ
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